桐生第一高校(群馬県桐生市小曽根町)で2023年12月、サッカー部のコーチを務める男性教諭2人が特定の男子部員に不適切な発言をしたとして、同校がコーチらを指導自粛などの処分にしていたことが23日、わかった。

関係者によると、コーチは昨年秋頃、部活動に遅刻したペルーにルーツを持つ部員に謝罪させ、「ペルー人も謝れるんだな」などと発言したという。別のコーチも生活指導をした際、「校則を守らなければ、将来、人の命を奪うようになる」などと発言したという。このコーチは19年4月、部員に平手打ちをしたなどとして懲戒処分を受けている。

 保護者らの指摘で発覚し、同校は説明会を開いて謝罪。生活指導を行ったコーチを活動停止、もう一人のコーチと部長、監督を指導自粛の処分とした。

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