UFCでも活躍した菊野克紀は今伝統空手を習いながらこう感想を言っている。
「現在の伝統空手はいきなり高度な技を教える形になっていて、その技をどう実戦で生かせば良いのかが全くわからない。
自分は極真空手を学び総合格闘技を長らく経験してその後に伝統空手を習って、始めて『ああこの技はこう言う意味があるんだな』と気づく事がある。
伝統空手を学ぶと改めて極真空手の基本の重要さに気づかされる事が多い。
伝統空手の人達は極真空手を『競技空手』と否定せずにその基本の重要性を認めるべきだし、極真系の空手を学んだ人達も伝統空手を『実戦に向かない』と拒絶せず、むしろ極真系上級者こそ伝統空手を学ぶ事で更なる技術向上が目指せると実感している」
ま、この発言ちょっと柔道と柔術の関係に似てる気がするな。