当初の計画から建設費用が大幅に増加している大阪・関西万博。会場にはおよそ40カ所のトイレが設置される計画で、このうち2カ所が、およそ2億円で契約されていました。

 「高すぎる」といった批判も上がっていますが、齋藤健経済産業大臣は計画の見直しを否定しています。

齋藤経産大臣
「便器の数で言えば数十個設置される大規模な設備でありまして、一般的な公衆トイレの建設仕様と比べて、とりたてて高額であるとはいえないと考えています」

 今後の活躍が期待される若手建築家が設計を担ったという「2億円トイレ」。大阪府の吉村洋文知事も問題はないという認識を示し「建築家がトイレにも魂を吹き込んでいる」と述べました。

 トイレを含めた会場の建設費は、大阪府・市と経済界、国が3分の1ずつ負担することになっています。

(「グッド!モーニング」2024年2月21日放送分より)


万博“2億円トイレ”に経産大臣見直し否定…吉村知事「建築家が魂を吹き込んでいる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/16d2ca299b707066b3d9620115a5b8c893a9412d