ジャイアント・ウッド・モス

オーストラリア南東部の海岸沿いを中心に棲息している、世界でも最も重い蛾の一種。
メスは羽を広げると25センチにもなり、重さは30グラムに達する。
幼虫も大きく、魔女の幼虫の異名を持ち、先住民アボリジニの間では伝統的に食されているという。
幼虫はオーストラリアに多くあるユーカリの木の樹皮に穴を空けて中で1年ほど過ごし、成虫へ変態を遂げる。成虫は数日間の命しかなく、その間に交尾をしてメスは約2万個の小さな卵を産む。

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