特許切れ薬、来年度中に患者の自己負担増へ 厚労省調整

 ジェネリック(後発医薬品)がある特許切れの先発医薬品について、厚生労働省は来年度中に患者負担を増やす方向で調整に入った。価格が低いジェネリックとの差額の一部を保険適用の対象から外す。差額のうち25~50%の間で、自己負担を求める案が軸という。

 関係者によると、差額のうち自己負担を求める割合を2分の1、3分の1、4分の1とする案が検討されている。

 対象となる薬は、後発品の発売から5年以上が経っている▽後発品の使用割合が5割を超える、といった条件をつける方向だ。
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