中国が日本の水産物の輸入を禁止していることを受け、北海道南部の森町は、保管されているホタテ10万食を、学校給食として無償で提供する方針を固めました。

 水産加工場が集積する森町には、道内各地からホタテが集まりますが、町内の倉庫には輸出できないホタテが大量にあります。
 森町は、申し出があった全国の学校に給食で使ってもらおうと、国の基金を財源に10万食分を無償で提供する方針です。