バービーとオッペンハイマーは我々の価値観に沿っていない、ロシアが言う
マーゴット・ロビーのことは忘れてください、代わりにチェブラーシカを見なさい、とクレムリンは国民に告げる。

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グレタ・ガーウィグの数十億ドルの興行収入を誇る長編映画がロシアで観客の厳しい目に遭ったのはこれが初めてではない。

ハリウッドの禁輸にもかかわらず政府に海賊版上映を許可するよう求める声が上がるなか、モスクワ文化省は、西側の大ヒット映画はロシアの価値観に反するものであり、この国の映画館で上映する価値はないと主張した。

ロシア議会のウラジスラフ・ダワンコフ副議長は当局者らに書簡を送り、国内で映画スタジオがライセンスを拒否した場合でも、バービー人形やオッペンハイマーなど人気の新作を映画館で上映できる試験計画を立ち上げるよう求めた。