海外メディアの報道によると、Pixel 9に搭載される「Tensor G4」は「Zuma Pro」というコードネームで開発されているそうです。

これはPixel 8のTensor G3に名付けられた「Zuma」に対応するもので、マイナーチェンジにとどまるとみられています。

当初は「Redondo」というコードネームの完全独自設計プロセッサが搭載される予定でしたが、開発が間に合わなかったため、当初の予定より小規模なアップグレードになるとのこと。

また、半導体情勢などについて確度の高いリーク情報を提供してきたRevegnus氏によると、Tensor G4はG3と同じGPU「Immortalis-G715」を搭載するとしており、グラフィック性能もPixel 8からほぼ刷新されない見込みです。

Googleは、製造委託先をSamsungからTSMCに変更する初の自社設計SoCとして「Redondo」、社内呼称「RDO」を開発、2024年モデルであるGoogle Pixel 9シリーズに搭載する予定でしたが、開発の遅れによりPixel 9シリーズには実装されない模様です。