クルリ「そもそもの話として、仮にそう願っていたことを私が隠そうとしていたのだったら、それはコンプレックスが由来なのであり、そこを無神経に突こうとするのって性格が悪いというか、
   社会規範に則って考えればまず言わない方が無難な事柄ですよね。私の頭にはこうして髪の毛が立派に生えているからまだ良かったものの、これが生えておらず、
   またそれがコンプレックスであったのであれば、今頃るるさんはどのような目にあっても文句が言えない、それこそその辺に、ああ丁度良い大きさの石がありましたね、
   その辺にあるこのような石で突然頭をカチ割られてしまったりだとか、もしくは私が今偶然、本当に偶然というか、奇跡と呼ぶべきか、手にしていた果物ナイフでおなかを切り開かれ、
   腸をむき出しにして死んでいてもおかしくない状況であったと言えます。
   他人の触れられたくないことに触れるということはそれだけのことだと認識してください。真田幸村もそこに触れたら後はもう生命のやり取りしか残らんのだって言ってましたし」

るるさん「いや、文句は言えます
ハゲをハゲと罵る事は殺人の正当性とは何も関係がないですよ