「○○コンクールで金賞」といった情報はワインなどの商品を選択する際に重要なポイントです。しかし、ベルギーの公共放送局「RTBF」が「有名ソムリエに最悪と評価された激安ワイン」のラベルを貼り替えて国際コンクールに出品する実験を行った結果、高評価を得て金賞を獲得してしまう事態が発生しました。

RTBFは「最もまずいワイン」に選ばれたワインのラベルを「Château Colombier(シャトー・コロンビア)」という架空のワインのものに貼り替えて国際ワインコンクール「Gilbert & Gaillard International Challenge(ジルベール&ガイヤール インターナショナルチャレンジ)」に出品しました。数あるコンクールの中からGilbert & Gaillard International Challengeを選んだ理由は「3カ月ごとに評価が実施されてるから」とのこと。

Gilbert & Gaillard International Challengeにワインを出品するには参加費として約50ユーロ(約8000円)を支払ってワインを発送するだけでOK。参加条件には「専門機関でワインのアルコール度数などを測定する」という項目も含まれていましたが、ランダムな数字を記入するだけでも通過できるとRTBFは述べています。

審査の結果、Château Colombierは金賞を受賞しました。

https://news.livedoor.com/article/detail/24984278/