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ビスラトリビア「ディストヴィア、君じゃそいつには勝てねぇよ」

ディストヴィア「し、しかしやらせてください…やっぱりこんな適当なやつに負けてたら僕は最強にはなれない!」

俺「別に戦っていいですけど」

ビスラトリビア「少なくとも君が俺くんに勝てるとしたら、それは俺を超えたということ。ディストヴィア、まず俺に勝つのが最強への道になるよ」

俺「いやいいよ。戦ってあげるよ」

──

俺「はぁ!!」

俺が0.0000000000001秒の瞬間にディストヴィアの背後に回り込む

ディストヴィア「なっ…!?」

俺「あ、そうだ。このスピードに着いてこれたら本気で戦ってあげるよ」

ディストヴィア「これでも本気じゃないというのか?」

俺「当たり前でしょ」

ビスラトリビア「分かっただろディストヴィアくん」

俺「でも強さの裏には過去の屈辱と敗北がある。俺を頑張って超えてみな」

ディストヴィア「うわああああああ!!」

ディストヴィアは悔しさを抱えて俺を超えるために努力を開始した。