市電が横断歩道上で女性と接触、頭から出血「軌道敷内に人が立っていた」 鹿児島市

　警察などによりますと、30日午後7時すぎ、鹿児島市山之口町の二官橋通り交差点の横断歩道上で、市電が女性（７７）と接触しました。
　女性は頭に出血がみられ、救急搬送されましたが、軽傷だということです。市電の乗客・乗員あわせておよそ60人にけがはありませんでした。
　当時、市電は天文館通電停から高見馬場電停に向かっていて、市交通局によりますと、市電のドライブレコーダーの映像では、電車側の信号は青だったということです。
　運転士の男性（２１）は市交通局の聞き取りに、「軌道敷内に人が立っていて、ブレーキをかけたが止まりきれなかった」と話しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。
　この影響で、市電は、高見馬場電停と鹿児島駅前電停の間で一時、運転を見合わせました。

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市電が横断歩道上で女性と接触、頭から出血「軌道敷内に人が立っていた」　鹿児島市