俺「畜生……また鶏胸肉とブロッコリーかよ……」

春麗(54)「ごめんね。でも若いんだから、いっぱい食べなきゃ。大きくなれないよ?」

俺「あぁ、はいはい……クソ…‥」

春麗(54)「……あ、そういえば!私が昔好きだったリュウって人はね、俺くんぐらいの歳にはご飯を一日にこんなに……」

俺「おいっ‼︎」ドンッ!

春麗(54)「……俺くんどうしたの?顔が真っ赤よ?」ドキドキ

俺「どうしたかって⁉︎いいかよく聞け⁉︎俺の前で他の男の話をすんな!一切やめろ!俺以外見るんじゃねぇ!もし次、そいつの名を口にしたらただじゃおかねぇぞ‼︎」

春麗(54)「……」ニヤニヤ

俺「……あ。ご、ごめん、取り乱した。養ってもらってるのに朝から騒いで……ごめんなさい」

春麗(54)「……いいのよ、こうなると思っていじわるしたの。それに私みたいなおばさんでも、俺くんは嫉妬するぐらい本気で愛してくれてるんだって分かったんだもん。朝からすっごく幸せだよ♡……ほら、お口開けて?食べさせてあげる。はい、あーん」

俺「あーん……春の作ったご飯、美味しい。いつもありがとう」

春麗(54)「ふふーん♡良いんだよそんなことは。まだまだおかわりいっぱいあるから遠慮せずにたくさん食べてね」