廣井さん「私、お酒を飲んでいる時の記憶がほとんどないんですよ」

店長「うん」

廣井さん「しかし、皆さんは酔っている時の私を本当の私だと思っているみたいなんですよ」

店長「うん」

廣井さん「この場合、私って何なんでしょうか?」

店長「うん?」

廣井さん「おかしいじゃないですか。私廣井きくりは、皆さんが思う廣井きくりを演じている時の記憶がないんですよ」

店長「うん」

廣井さん「これってもう、廣井きくりなんて人間は存在しないってことになりませんか?」

店長「うん?」

廣井さん「ああ、考えたら怖くなってきた……先輩お酒飲ませて下さい……お酒がないと潰れてしまいそうです……」