https://news.yahoo.co.jp/articles/9e2f58cfd8d41e7fd93e3b55478e06cc30daad7d

アメリカで去年1年間の自殺者数が、過去最多となったことがわかりました。

CDC=疾病対策センターは10日、2022年の自殺による死者は、推計で4万9449人にのぼると発表しました。

前の年の2021年と比べて1000人以上増えていて、AP通信によると過去最多ということです。

年齢別では10歳から24歳までの若い世代の自殺者は減少した一方、45歳以上の自殺が増加しています。

ベセラ厚生長官は、「アメリカ人の10人に9人がメンタルヘルスの危機に直面していると考えている」「助けを求めることは弱さの表れだと考える人がまだ多すぎる」と指摘しました。

CDCの担当者は「社会全体で早急に行動を起こす必要がある」としています。

     ◇

厚生労働省や自殺の防止活動に取り組む専門家などは、悩みを抱えていたら自分だけで解決しようとするのではなく、専門の相談員に話を聞いてもらうなどしてほしいと呼びかけています。

●電話「こころの健康相談」0570-064-556
●LINE「生きづらびっと」友だち追加
●LINE「こころのほっとチャット」友だち追加