アニメやアイドルなどのいわゆるオタクカルチャーはいわゆる文化ではない
文化に昇華できるほどの独自性もなければ、地域や環境の影響もないのである

いずれもオタク以外から見れば「可愛い女の子がたくさん出てくるなあ」で終わるもので、区別はつかない
ようは性欲消費ありきである。欲の発散は文化ではない
もちろん一般人もアニメやアイドルを消費することは皆無ではないが、性的描写を抜きにしてもストーリー性のあるアニメ(宮崎・新海作品)とか、アーティストとしての実力のあるアイドル(30年前でいうスピードなど)のコンテンツの質的高さで評価している。オタクが嫌われるのはアニメ、アイドルであるからではなく、欲ありきだからだ

たとえるなら、もし毎日の食事でちゃんとしたご飯を食べず、空腹感を満たせて味覚的快楽も得られる謎のサプリメントだけを摂取して生きている人がいるようなもの。それを「食事」と言い張る人間は不気味に見えて当たり前だ。謎のサプリメントには食材を調理して美しく盛り付けて匂いもする料理のような文化的みずみずしさはなにもないのだから。ただ性欲のためだけに胡散臭い無機物に固執しているオタクが不気味がられる理由はこれと同じことだ