ざわざわ!
異世界転生ぼく「な、なんなのだ?ぼくの能力に問題あったのだ?」
受付嬢「い、いえ…そんな事は…」
異世界転生ぼく「ギルドカードの発行にまだ時間かかるのだ?もうそろそろ外に出て冒険したいのだ…さよならなのだ…」
受付嬢「ま、待ってください!警備員の方!あの人を止めて下さい!」
警備員A「大人しくしろ!」
警備員B「反逆罪で駐屯所に突きだすぞ!!!」
異世界転生ぼく「や、やめて欲しいのだ…降参なのだ…大人しくするのだ…」
ギルドマスター「──こ、これは」
異世界転生ぼく「…何か問題あるのだ?」
医者「…癌ですね…それも転移を繰り返している末期癌です…」
異世界転生ぼく「…っ」
医者「余命ももって1か月って所でしょうな…」
冒険者の人「……ぐすっ…可哀想に…さっきまでSランク冒険者になるってハシャいでたのに…」
異世界転生ぼく「……ギルドカード作ってくれなのだ」
受付嬢「で、でも」
異世界転生ぼく「作ってくれなのだ!!!!」
こうしてぼくの異世界ライフは幕を開けたのだ