111年前に大西洋で沈没した豪華客船、タイタニック号を、海底まで見に行く観光用の潜水艇が消息を絶ち、アメリカとカナダの沿岸警備隊などが捜索と救助にあたっています。
1912年、イギリスの豪華客船、タイタニック号は、アメリカに向けて航海中に大西洋で氷山に衝突して沈没しおよそ1500人が犠牲になりました。
タイタニック号は、水深およそ4000メートルの海底に眠っています。
このタイタニック号を潜水艇に乗って見に行く観光ツアーをアメリカの会社が行っていて、操縦士を含む5人が乗った潜水艇がカナダ東部を出発しましたが、今月18日午前、潜水艇が海中に潜ったあと連絡が取れなくなったということです。

アメリカ東部ボストンの沿岸警備隊の担当者は、19日午後の記者会見で「現場はかなり遠く捜索を行うのは難しいが、救出できるようできることはすべてやる」と述べ、カナダの沿岸警備隊などとともに航空機や船で捜索と救助にあたっていると明らかにしました。

ツアーを行っている会社のホームページによりますと、ツアーの参加費用は1人当たり25万ドル、日本円にしておよそ3500万円で、潜水艇には緊急用の酸素が積み込まれるなど、96時間生命を維持できる装置が備わっているということです。