高校の校内で発砲騒ぎがあり、警察は強盗並びに銃刀法違反などの疑いで、都内に住む同校の男子生徒(17)を逮捕した。
逮捕容疑は購買部の店内で実弾を発砲した後、店員に拳銃を示し、「コッペパンを出せ、さもなくば射殺する」と脅した疑い。
男子生徒は、同校職員からの通報により駆けつけた警察官に身柄を拘束された。
調べに対し男子生徒は「発砲したことは認めるが品物を奪うつもりはなかった、金を払うつもりだった」と、容疑を一部否認している。
当初逮捕容疑は強盗未遂としていたが、避難中に生徒数名が負傷したため、警察は容疑を強盗致傷に切り替えた。
また、逮捕された男子生徒からは実弾数十発と複数の拳銃が押収された。
警察は逮捕した少年の犯行動機と拳銃の入手先について詳しい取り調べを行う方針。