ChatGPTに生成させたコウメ太夫から、興味深いものを書いてく
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チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
いつもの玄関をくぐったと思ったら~、
柱がハエトリグモでした~。
チクショー!! >>1
寸評:
「いつもの玄関」という日常を端的に表した句の後に、「柱がハエトリグモになる」という怪奇的な句が続いている。
後半の句の含意は、以下の2通りに解釈できる。
ひとつは、柱がハエトリグモという頼りない小動物に変わってしまい、家が瓦解してしまうということ。つまり、作者の内なる世界の崩壊を意味している。
もうひとつは、玄関をくぐると「ガリバートンネル」のように作者自身が小さくなり、ハエトリグモが柱と見紛うほどに巨大に見えているということ。
巨大物に対した時の、名状し難き圧迫感を感じさせる。作者の現実社会に対する息苦しさを表したものだろうか。
「柱」と「ハエトリグモ」で頭韻を踏んでいるところにも、味がある。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
お庭のトマトに肥料をあげたら~、
かもめが夜になりました~。
チクショー!! そもそもコウメ太夫のネタがAIが考えたものの感じがある
実は最先端のネタだったのか 自分が考えたネタをAIに作らせたって言って発表したら多少クオリティが低くても許されると思うなよ >>5
これも、家庭菜園という日常風景のあとに、「かもめが夜になる」という不可解な句が続く。
かもめは、滄浪の海と対比されるように、白い鳥である。
それが、黒を表す「夜」になるということは、やはり作者の世界観の崩壊を意味していると思われる。
また、トマトに与える肥料は、化学肥料か、牛糞などの堆肥である。
そのようなものが、巡り巡って自身の体内に摂取されることの嫌悪感を表したのだろうか。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
にわか雨のあとの木漏れ日かと思ったら~、
青空に星が燃えていました~。
チクショー!! >>12
爽やかな感じのするネタである。
森の木陰の道に通り雨が過ぎ、梢から溢れる光を見ると、それは木漏れ日ではなく、昼には見えぬはずの星であった、と言っている。
昼間の星は目に見えぬことから、これは叶わぬ夢への希求を表しているのだろうか。
それか、「星が燃える」というのは、超新星爆発により星が一生を終えることを意味しているのかも知れない。
そうだとすると、作者は心の内に、滅びゆくものへの憧憬を抱いているのだと思われる。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
ヤモリが窓枠にとまってると思ったら~、
昭和基地のペンギンでした~。
チクショー!! >>17
窓枠にヤモリを見つけたと思ったが、それはヤモリではなく、南極のペンギンだった。
作者は、一瞬のうちに南極に飛ばされてしまったのである。あるいは、自分でも全く知らぬ間に南極にいたのである。
前者の場合、作者は、現世という檻に囚われているならば、それは日本にいても、人が住めぬ南極にいても、本質的に変わらぬことだ、と言っているように思う。
後者の場合、作者には実は徘徊癖があり、夜な夜な見知らぬ地に赴いていることを、このように誇張して表現したのだと思われる。
いや、ただの誇張ではない。このように突拍子もない誇張をするということは、この徘徊癖は、作者にとってはまさしく、気付いたら南極に置き去りにされていたのと同じ恐怖なのである。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
睡眠時無呼吸症候群だと思ったら~、
墓石の周りに飛ぶ燐光でした~。
チクショー!! >>19
これは、ストレートなネタである。
作者は、睡眠時無呼吸症候群で、眠りの内に死んでしまって、墓石のまわりに漂う燐光と化してしまう。
死への漠然たる恐怖を伝えたいのだと思われる。
と、同時に自らを「燐光」という輝きを放つものに喩えていることから、死を恐れると同時に、眠るような安らかな死への憧れも、わずかながら表現しているのだと思われる。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
国道に鹿の死体があると思ったら~、
蛆虫の口の中が宇宙でした~。
チクショー!! >>22
国道という整備された道に、決して小動物とは言えぬ鹿の死体がある。
それだけでも衝撃的だが、その屍に沸いた蛆の口内こそ、万物の生々流転する宇宙であった、と作者は言っている。
作者にとって、この世界とは禽獣の屍にわく蛆虫のごとき悍ましきもの、ということだろうか。
あるいは、こうも考えられる。鹿の屍は蛆に食われることによって、土に還ってゆく。そのような、永劫不変の自然の摂理を表したのだろうか。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
嵐の夜の森の廃墟に囚われたら~、
夜が大理石になって時間が止まりました~。
チクショー!! >>24
荒寥たる廃屋に独り居る夜。
外は嵐吹きすさぶ深山の森であり、逃れることは出来ぬ。
そのような、作者の底知れぬ恐怖心が伝わってくる。
「嵐の森の夜の」と「の」を重ねたところにも、もがけどもがけど脱出できない息苦しい感じが出ている。
後段では、「夜」が大理石となって、時間が止まったとある。
物体ではなく、「夜」そのものが石と化し、時間が進まなくなってしまったようだ。
大理石と言えば、古来西洋の彫刻にも使われる石である。有名なミロのヴィーナスも、大理石で出来ている。
嵐の夜が大理石で凝固するということは、作者が、得体の知れぬ恐怖に悶える心を解脱して、永劫不変の歴史の一部になったということだろうか。 チャンチャカチャンチャン チャチャンチャチャンチャン♪
日本で一番偉い人と食事に行ったら~、
右腕が入れ替わりました~。
チクショー!! >>26
政治的なネタである。
多分に諷喩を含んでいると思われる。
日本で一番偉い人へと食事に行った、という光栄な出来事のあとに、右腕が入れ替わってしまったという、グロテスクな事件が語られている。
権力者に心を許すと、何をされるか分からないという、政治的な不信感を表したものか。
あるいは、たとえ権力者のものでも右腕だけ与えられても、自分には何もできないという無力感を表しているのかも知れない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています