ことし2月、長岡市の酒造会社で日本酒の仕込み作業をしていた従業員がタンクの内部に転落し死亡する事故がありました。

長岡労働基準監督署は転落を防止する措置を講じていなかった疑いがあるとして、5月19日、酒造会社などを書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、長岡市の酒造会社「栃倉(とちくら)酒造」と代表取締役です。

ことし2月、長岡市の「栃倉酒造」の事業場の仕込み蔵内で日本酒の仕込み作業をしていた男性従業員がもろみの入ったタンクの内部に転落し、死亡しました。
タンクは直径約1.9メートル、高さが約1.8メートルで、警察によりますと当時、タンクの中には、深さで1メートル近い仕込み中の酒が入っていたということです。

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