【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は19日、陝西(せんせい)省西安で中央アジア5カ国の首脳と「中国・中央アジアサミット」を開き、共同文書「西安宣言」に署名した。
同文書に「国際秩序やグローバル・ガバナンスを公正で合理的な方向に発展させる」と明記。G7広島サミットが19日から日本で開かれる中、国際秩序を巡り米国などに対抗姿勢を示した。

習氏は19日の演説で、中央アジア諸国との関係が「新しい時代に入る」と強調し、中央アジア5カ国との関係を誇示した。
習氏は、アジアへの関与を拡大している米国の存在を念頭に、「外部勢力が地域国の内政に干渉することに断固反対する」と訴えた。

サミットには、中国のほか、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンが参加した。
6カ国首脳が対面で集まるのは初めて。
会議では2年に1度の定期開催を決め、次回は2025年にカザフで開くこととなった。

https://www.sankei.com/article/20230519-HFYRSWWAY5N63LAXV4JCFMCXVE/
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新ソ連かな?