藤井が角換わりを拒否して始まり、渡辺は矢倉、藤井は雁木でじっくりとした駒組を展開に。

 2日目の午後、やや優勢だった藤井が角を切って、相手玉に迫ったところで勝負が動き、渡辺が逆転。

 その後は渡辺が残り時間の多さも活用し、ミスなく寄せきった。

 第4局は5月21、22日福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で指される。