『拝啓、総主教様。
私はミハイル・カラシニコフといいます、93歳の老人です。
かつて赤軍の戦車兵としてドイツを相手に戦い、負傷。
療養中のベッドの上で祖国を守るための優れた銃の開発を決意し、1947年に完成させました。

~中略~

現在私が設計した小銃は世界に二億丁存在すると言われ、現在までに数十の軍隊と何百ものゲリラやテロリストに使用されています。
「テロリズムを象徴する銃」であるとも言われます

私には、堪え難い心の痛みが一つあります。それは未解決の問題です。もし私の銃が人々の命を奪ったとしたら、たとえその人たちが敵であったとしても、信仰上の罪があるのでしょうか』

-2013年4月、ロシア正教会トップのキリル総主教に対して送った書簡より


カラシニコフ氏が開発した小銃
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