OpenAIが2022年11月に「ChatGPT」を公開し、それが爆発的な人気を博したことがきっかけとなって、激しいAIチャットボット開発競争が始まった。

 ChatGPT公開のわずか3カ月後に、Googleは独自のチャットボット「Bard」を発表した。

 米ZDNETがBardを使ってみたところ、基本的な質問に回答できず、待ち時間が長く、出典を自動的には表示せず、より確立された競合製品と比べて見劣りした。

 Bloombergは4月19日、18人の現従業員および元従業員との会話の詳細のほか、Bardの公開を急いだGoogleに対する従業員らの不満が綴られた文書について報じた。

 会話の中の特に目を引く内容として、従業員らはこのボットを「痛々しい」「病的な嘘つき」「無能」などと表現していた。

 従業員らは、Bard発表の際に倫理が軽視され、その分野で競争することに重点が置かれていたと述べた。倫理チームの従業員は、その発表に口出ししないことを推奨されてもいたという。