アンパンマンに完全敗北した話
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某日、早朝からサウナで気持ちよくなろうと、温泉施設に行きました。 最高の気象条件。こんな日にサウナを独占するなんて、さぞかし気持ち良いのだろうとウッキウキでサウナ室に飛び込んだ私は、35人の男たちに早くも取り囲まれてしまいました。 まぁこんな日もあるかと方を落とした訳なんですが、思いもよらなぬ伏兵が現れたのです。テレビ正面の席を独占する私の耳に聞き覚えのある歌が聞こえてきます。 そう、やつの名はアンパンマン。早朝から(裸の)漢がひしめく雛壇でアンパンマン上映会が始まってしまったのです。 途端にソワソワする周囲。しかし、私たちはこの牢獄から出られない理由があったのです。 そう、サウナがぬるい...開店早々満室のサウナは扉の開閉でクッソぬるぬるでした。 出たくても出られないそんな中、隣の青年は「アンパンマンなんか誰が見るんだよ」とこぼしました。しかし五分後彼はアンパンマンにかじりついていました。 みっちりと詰められた裸の漢共がアンパンマンを眺める異様な光景、しびれを切らした私は脱獄したわけですが、(不本意) 近くの子供風呂で英語の数え歌を眺めるちびっ子に大きな敗北感を覚えたのでした。 だから君は とぶんだどこまでも
い!け!みんなの夢まもるため 「男同士、35人、サウナ、密室、アンパンマン。何も起きないはずがなく…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています