〜数日後〜

異世界少女「シンゾー!こっちこっち!」

安倍元首相「あ、あまり急かさないで下さい」

安倍元首相「(やれやれ…しかしここはどこなんでしょう…私は講演会をしていて…確か銃を持った男に…)」

異世界少女「…ゴホゴホッ!」

安倍元首相「だ、大丈夫ですか?なんだか熱っぽいですね…」(額を手をあてる)

長老「ひっ…疫病じゃー!!この娘も疫病感染者じゃーーー!!!隔離病棟に幽閉するんじゃーー!!」

安倍元首相「何をするんですか!!!その子から手を離して下さい!!!!疫病って何ですか!単なる"風邪"と思いますよ!?」

村の男「か…ぜ…?何だそれは?」

安倍元首相「(風邪を知らない…?)」

安倍元首相「(地面に落ちている葉っぱを拾って口元に添える)」

長老「な、何をやっとるんじゃ…気でもおかしくなったか…」

安倍元首相「"マスク"ですよ、村の皆さんにこの葉っぱを配って下さい、これで疫病の感染を防ぎます」

異世界少女「…シ、シンゾー…あんた一体…どうしてそんな知識を…」

ざわ…ざわ

安倍元首相「──また私何かやっちゃいました?」