セレブは嘘だった!?

映画で華々しいデビューを飾り、とんとん拍子にスターへの階段をのぼっていった岡田眞澄さんでしたが、次第に映画産業が下火になったことで舞台俳優へ転身し収入が激減。映画時代の収入で建てた都内の一等地にある豪邸に住み、マスコミにはまるで海外ドラマのような生活を披露していましたが、実は家計は火の車だったと言います。

しかし、岡田眞澄さんは俳優としてのイメージを守るためマスコミの前ではセレブな家族を演じさせていたのです。

雑誌の記事で披露していた豪勢な食卓も嘘で、日々の食事はご飯と味噌汁にお新香とほうれん草のおひたしといった精進料理のような質素なものでした。

また、家族写真ではセレブらしくブランド物のパリっとした洋服で写っていましたが、衣装は全てレンタルでした。実際は服を買う余裕もなく3兄弟でお古を着まわしていくのが当たり前でした。さらには、工作をしようにも糊を買ってもらえなかったため、ご飯粒を糊代わりにしたと言います。

そんな中、岡田眞澄さんが子供たちに強要していた最も手のこんでいた嘘が高級車偽装。セレブなイメージからパーティーや式典に呼ばれることが多かった岡田眞澄さん。そんな時には決まって運転手付きの高級車で会場入りしていたのですが、岡田眞澄さんの愛車は中古の軽自動車。セレブのイメージを守るため会場近くまで愛車で乗りつけ、たった50mの距離を高級車のハイヤーで会場入りしていたのです。