数学において、乗算(掛け算)と除算(割り算)は同じ優先順位を持ちます。そのため、式を解く場合には、左から右に計算を進めていきます。ただし、式に括弧がある場合には、括弧内の計算を優先して行います。

優先順位の原則を簡単にまとめると、以下のようになります。

括弧内の計算
指数(べき乗)の計算
乗算と除算の計算(左から右に順番に)
加算と減算の計算(左から右に順番に)
PEMDAS または BODMAS として知られる覚え方もあります。PEMDASの場合、括弧、指数、乗算と除算、加算と減算の順で計算を行います。BODMASの場合、括弧、指数、乗算、除算、加算、減算の順で計算を行います。