放木祭は、福岡県糟屋郡新宮町で毎年7月に行われる祭りで、男性が裸で練り歩く伝統的な祭りです。この祭りは、地元の神社である鳥居神社の祭礼として行われており、約400年の歴史があります。

祭りは、神輿を担ぐ男性たちが、裸になって踊りながら町中を練り歩くというものです。参加者たちは、基本的には全裸であるため、見物客からは「フルチン祭り」とも呼ばれています。

この祭りは、男性の生殖能力を神様に祈願するという意味が込められています。また、夏の暑さをしのぐために、裸で行うことになったという説もあります。

近年は、祭りの規模が大きくなり、多くの見物客が訪れるようになっています。ただし、裸での参加は地元の男性たちに限定されており、外部からの参加は認められていません。