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このリードを8回からマウンドに上がった報徳3番手・今朝丸が守る。9回は大阪桐蔭も1番からの好打順だったが、
2アウトからよんたまをだしたものの、4番・南川の当たりはセンターへ。最後は報徳・岩本が準々決勝の悪夢を繰り返さない堅実なキャッチでゲームセット。
戦前には「西谷先輩に母校の校歌を聞かせたい」と意気込んだ報徳・大角監督としても有言実行となった。
5点差をひっくり返す会心の逆転劇、「逆転の報徳」の看板が錆びついていないことを示し、21年ぶりとなるセンバツの頂点まであと一つに。
大阪桐蔭は昨夏に続いてリリーフ・前田が打たれ、春連覇はここで霧散。西谷親方も甲子園通算最多勝タイ、センバツ単独最多勝がお預けに。