参考にすべきは「嫌い 社会的地位が自分より上 自分と欠点が似てる 特殊能力持ち」の人間らしい
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逆にいうと
好き 社会的地位が自分より下 自分と長所が似てる ただの優秀な人間
は参考にならん例が多い 例えばある有名なバイクメーカーの社長になった男の話
有名な話だから知ってるやつも多いだろうが あるバイクメーカーの社長になった男
彼はなんと大学卒倒後の青年時代は組み立て作業員としてその会社に入社していた。その時は会社で出世しようとなんて微塵も考えなくて、好きなバイクに関わりながら生きていけるだけで良いとすら思っていたそうだ その中に、彼と生涯の友人になる整備の腕がいい同期の青年がいた
彼とは飲み仲間であり、趣味の野球や麻雀や整備の話になると夢中で朝まで語り合えた仲だった。そいつは本当いいやつで、仕事のミスとかかばってくれるし何より優秀な腕がとても尊敬できた ところが後に社長になる男は広報課への移動を命じられてしまう
そこで出会うメンツは心底嫌いな奴らばかりだった。
んでまあいろいろあってその男はその嫌いで自分と欠点が似てて他人の表情を読む能力の高い人間のノウハウだけ盗んで蹴落とすを繰り返す人生になっていく
嫌いだからノウハウだけかすめとるのになんの罪悪感もなかったし、欠点が似てるからそいつらのやる失敗は自分もやると予測できて回避できた。そして上辺だけのやり取りより相手の本心を読む微表情の変化に気づく能力が出世に必要と考え、実際にその男はウナギ登りに出世した 社長になっても老人になっても、男は整備の腕のいい同期との友人関係は続いた
相変わらず飲むと話すと意気投合していた
そして退職間近、彼は尊敬して好きな友人に本音をもらしてしまう。
「ライン作業ではなく、優秀な技術屋がこだわりを持って組んだマシンは既製品とは別物。本当は俺もそんな仕事をする人間になりたかった」
と
それを聞いて友人は苦笑いでこう答えた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています