星新一賞というSFショートショートコンテストが存在するのをご存知だろうか?
まさに>>1が書いたような星新一っぽい短い小説作品のコンテストで去年で早第10回を数えた意外と歴史ある?物なんだ。
さて去年の記念すべき第10回大会には、ある画期的な新ルールが導入された。
それはズバリ「AIを使って書かれた作品も受け付ける」と言うモノ。コレは星新一にちなんだジョークでも何でもないガチのルールだ。まあまさに時代の流れとでも言うべきか。
但し条件がある。
まず「必ずAIの所有者及びAIに小説を書く事を命じた或いは設定した人物の名前等を作者名同様の手順に従って表記する事」
ついで「使ったAIの詳しい資料。更に人間による編集や構成、加筆がどの程度ありソレがどの部分ののか判るよう、AIの書いた原文も含めて応募する事」
最後に「AIが書いた事を秘匿し、後から『受賞したけど実はAIに書かせました~!ついに小説作品でもAIが人間を超えましたザマァ!』的な後出しはしない事」
だそうだ。
何とも星新一の名に相応しいルールじゃないか。ついに時代が星新一追い付いてきたと言うべきか。
今までAIがこういうジャンルに進出してくる事に一種の脅威というか恐怖すら感じていたのに、このルール改定はむしろソレがワクワク感じられる。これぞ星新一効果と言えるだろう。
近い将来、小説のジャンルにAIが必ず進出してくる。そうしてAI作品が賞を受賞する日も来るだろう。
だが初のAI作品による小説賞の受賞は、是非この星新一賞であって欲しいと願わずにはいられない!