ウイスキーってピート香を付けるものが多い
ピート香っていうのは要するに古い木炭のスモーキーな香りだ
元々は樽の香りが移ったものだったんだが、樽を使わなくなった後も再現するために木炭入れたりやってるわけだ

そこで俺が思うのは、ウイスキーの定番にするほど本当にいい香りなのかってことだ

順序が逆なんじゃないか?
好きな酒にずっと古い木炭の香りが染みついていたから、昔の酒飲みが古い木炭の香りを好きになったんじゃないのか?
俺は人間の好みは根っこの部分以外はパブロフの犬だと思ってる
梅干し見たら唾液が出るって奴だ

人間の感性って人間が思ってるより多様なものなんじゃなくて、感覚器官が過去の類似したものを想起したときにそれらを含んだクオリアの幻覚を報酬系が生み出してるだけなんじゃないか?ってな