古代ローマ時代に建造されたイギリスの「ハドリアヌスの長城」近郊にあるローマ軍駐屯地として使われていたヴィンドランダ遺跡から、西暦2世紀頃のものと思われる男性器を模した木製の彫刻が発掘されたのは今から約30年前のこと。

 ローマ帝国時代、男性器をモチーフにしたオブジェ「ファルス」は、魔除けや加護、繁殖の象徴として、男女問わずアクセサリーとして身に着けられていたが、それにしてはこの木製の彫刻は大きく長さは約17cmほどある。

 では一体何に使用されていたのか?新たな研究によると、性的な目的で使用されていた可能性があるという。

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