まず呪物って言われてる理由なんですけどこのカメラはじいちゃんが若かった頃に買ったものらしいです
それでずっと使ってたんですが爺ちゃんが10年くらい前にこのカメラを持ってって写真撮った帰り道に交通事故で亡くなりました
それでしばらくはばあちゃんと同じ部屋の爺ちゃんの棚に保管していたわけなんですが結構前から家に来た親族が爺ちゃんを見た、カメラの店が勝手に空いてるとか言い出したんです
もちろん冗談かなって思ってたら今度はばあちゃんが寝てる間に宮彦さん(爺ちゃんの名前 仮名です)を見た、、、って怖がって言ってました
認知症ってわけでもないですしさすがにおかしいって思って一昨年の大晦日に親戚一堂で議論しました
したらカメラ付きの親族が持って帰るってことになりました