んこだいすしようぜ
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ヴァグーラは炎魔神(パイロ・ディーバ)達を率いて、竜王の本拠地である水界へと侵攻、壮絶な一騎討ちを経て、ついにはラージャスを下し、新たな魔精界の王となった。
だが、竜王は死の直前に、竜(ナーガ)一族に伝わる伝説を残した。
「悠久の平和の後、炎が竜の王を倒す時、炎の孫ナーガスが現れ、炎を打ち消さん」
ヴァグーラは意に介さず、竜王の娘マナーサを妃とする。マナーサはヴァグーラとの間に娘エスリーンをもうけた。
30年が経過し、帝王となったヴァグーラは魔精界のほぼ全てを手中にしていた。竜王直属であった水界の魔神達は、将軍オアンネスを中心とした抵抗を続けていたものの、恐怖によって率いられた地風炎三界の連合軍によって、ついには陥落した。しかし、その直前に、オアンネスの娘ディーナは、父よりナーガス探索を命ぜられ、魔精界と人間界を繋ぐ越界の鏡の守り主であるティアと共に、人間界へと赴くのだった。
人間の少年、霧山竜輝(きりやま りゅうき)は、母こそ幼い頃に亡くしていたものの、父・輝安(てるやす)と幼馴染みの少女・美森沙智(みもり さち)をはじめとした人々に囲まれ、ごく普通の日々を送っていた。しかし、級友が授業中に謎の死を遂げたことを皮切りに、ついにはクラス全体が謎の生物に喰い殺されるという怪異に遭遇する。現れた化け物は魔神ドリワームと名乗り、竜輝の母が人間ではなく魔神の王女であると告げる。そして、ドリワームの触手が唯一生き残った沙智に及んだ時、竜輝の中で魔神の力が目覚めた……。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています