梅毒に感染した女性の7割5分は20~30歳代です。感染者の中には、妊婦もいます。日本性感染症学会理事で日本大学産婦人科主任教授の川名敬さんは「診察していて、梅毒にかかった妊婦が増えてきている」と言います。 川名さんによると、感染した妊婦のうち4分の3は妊婦健診で見つかっています。本人に心当たりがなく、知らない間に感染しているケースが多いといいます。残りの4分の1は、妊婦健診を受けていなかったり、受けていても不定期だったりする人です。

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