つむちゃん「うみわんこ!お散歩の時間やいね!」
うみわんこ「ンミッ!」

――

つむちゃん「うみわんこ、今日はあちゅやいねぇ」
うみわんこ「あチィ~」
つむちゃん「でも明け方はさむやいね」
うみわんこ「さミィ~」
つむちゃん「秋が深まってきたやいねぇ」
うみわんこ「ミ~」
つむちゃん「秋と言えば食欲の秋やいね」
うみわんこ「ミッ!」
つむちゃん「うみわんこ、何か食べたいものあるやいね?」
うみわんこ「ささミィ~」
つむちゃん「ささみ食べたいやいね?どんな風に食べるん?」
うみわんこ「ミンチィ~」
つむちゃん「ミンチ?挽き肉にした後どうするん?鶏肉は生で食べたらお腹壊すげん」
うみわんこ「チィ~ン」
つむちゃん「レンジでチンするんやいね!それなら火やお湯使わないから安全やいね」
うみわんこ「ンミッ!」
つむちゃん「帰ったらたなちゃんに作ってたいまってお願いしまっし!」
うみわんこ「ミッ!ミッ!」

――

つむちゃん「たなちゃんただいまー!」
うみわんこ「ミミンミー!」
たなちゃん「ふふっ、二人ともお帰りなさい」
つむちゃん「たなちゃん!レンジでささみの挽き肉チンしてたいま!うみわんこが食べたいってゆっとる!」
たなちゃん「ささみの挽き肉? すっごくピンポイントね……
      本当にうみわんちゃんがそう言ったの?」
つむちゃん「むっ、信じとらん!
      本当にゆっとったもん!ねーうみわんこー」
うみわんこ「ミー」
つむちゃん「ほら!うみわんこもうなずいとる!」
たなちゃん「うーん……家に無いから買いに行かなきゃ駄目ね」
つむちゃん「えー!お散歩から帰ってきたばかりなのにまたお出かけするん!?」
うみわんこ「ンミッ!? ミッ!ミッ!」
たなちゃん「ふふっ、うみわんちゃんは今すぐにでもお出かけしたいみたいよ?」
つむちゃん「とほほ~もうお散歩はこりごりやいね~」