仮面ライダーベルト付けてたら職質受けた
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先週の土曜日、7時過ぎぐらいに近所の中古屋に行って古い仮面ライダーベルトを買った。(古い玩具を集めるのが趣味)
その時は全く道に人がいなかった。
その時ふと、(持つのめんどいし、仮面ライダーベルト付けよ)と考えた 俺はすぐにベルトを付けようとした。
しかし、思ったよりも付けにくく数分もかかってしまった。 スペック忘れてたな。
年齢 25
身長 180くらい
ヒョロ長いので友達からのあだ名はアンガールズの田中 古い玩具言うから昭和かとw
前にWドライバーつけたままコンビニ行った漫画家さんいたのを思い出したわ そして付け終わり帰ろうとした時、
「ちょっといいですか?」と言われた >>16
なんか最近、漢字で物を言うのが癖になってるんや びっくりしながら振り返ると、お巡りさんがいました。
(ネーム札に斎藤と書いていたのでこれから斎藤と呼びます。)
斎藤「ここで何やってるの?」
俺「いや、ちょっと家に帰る途中で」 斎藤「何の帰りなの?」
俺「買い物です。」
斎藤「ふーん」
ここで気づいた。俺ベルトを付けているので、
買い物したものがない。持っているのはリュックだけだ。
斎藤「荷物は?」
俺「えっと…」
斎藤「ちょっと中身確認して良い?」 俺「別に良いですけど…」
斎藤「じゃあ確認するね。ありがとうねー」
??「ありがとうございます。」
俺「?!?!」
暗くて気づかなかったが、後ろにもう1人いたのだ。
そいつは大西だっけ?確か。
大西「ごめんなさい」
俺がびっくりしたせいで、謝ってきた。
気が弱いなこいつ 俺「大丈夫です…」
大西「いえ、ごめんなさい」
俺「本当に大丈夫なんで」
大西「本当にごめんなさい」
俺と大西は一進一退の攻防を続けていた。
その攻防戦を止めたのは斎藤だった 斎藤「何も問題なかったです。お時間をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。」
俺「いえいえこちらこそ(?)」
そうして俺は足速に去ろうとした時、 大西「何か腰あたりが膨らんでないですか?」
俺「…」
斎藤「ちょっと確認しても良いですか?俺さん」 俺「い、いや、本当に何もないんで」
斎藤「すぐ終わるので大丈夫です。」
この時はきょどキョドリまくってたので怪しかったと思う 俺「分かりました」
俺は諦めた。
大西「俺がやりますよ。斎藤さん。」
そう言い、俺のジャンパーを上げた。
その瞬間、大西は爆笑した 斎藤「どうした?」
大西「いw、いぇw、ベルトがwあるwだけですwww」
斎藤はポカーンとしていた。当たり前だよなベルトがあっても普通だし 斎藤「どう言う事だ?」
と言うなり、近寄って見てみた。
やっぱり仮面ライダーベルトだ。
斎藤「何故これを今付けてるのですか?」
大西「wwwww」
斎藤「静かにしなさい」
斎藤は何故か冷静だった 斎藤「変なベルトを付けて何をしようとしたのですか?俺さん」
ん?斎藤は仮面ライダーベルトだと言うことを知らないのか? 尚も笑いを堪える大西。
何故か冷静な斎藤。
大の大人が仮面ライダーベルトを付けて職質されている。
と言うカオスな状況になっていた。 斎藤「どうやって、使うんですか?」
俺「こうするんです。」 俺「カチャ、ポチッギュインギュインギュインへーんしん!!!ギュインギュインギュインギュインドカーン」
大西は死ぬほど笑っていた。
俺は冷静だと言うのに…
と思い斎藤を見ると、涙を出して爆笑していた 斎藤「www問題はww無いwwですねwww」
俺は斎藤にライダーキックをしてやりたい気持ちになった。 そして俺はあろうことか、必殺技をした。
「ギュインギュインギュインスーパーライダーヒュー」
必殺技名を叫びながら電柱に飛び蹴りをした。
完全に調子に乗っていた。 ボキッと折れる音がしたほんの後。激痛が肋骨に走った。
俺「痛ったぁぁぁぁ」
斎藤「俺さん!大丈夫ですか?大西!救急車!」
流石プロ、いざと言う時には頼りになる。
そうして俺は救急車で病院に運ばれた 医師の診断は肋骨の骨折だそうだ。
何故折れたかと聞かれたが、転んだと言っておいた。
しかし、斎藤の奴正直に全部言いやがったらしい。
看護婦から陰で仮面ライダーて言われてたのを友達が
教えてくれた。たまたま聞いたらしい 普段動きなれてないから足上げただけで肋骨行くんだろ 嘘松
スーパーライダーなんて音声の入ったベルトなんてねぇよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています