ロボ娘「ここは私が食い止めます! 俺さんは逃げて!」 俺「でも……!」ロボ娘「私はサーバにバックアップがあるから大丈夫!」
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俺「じゃあ安心だな! そいじゃ、逃げさせて貰うぜー!」スタタタ
ロボ娘「どうかご無事で……」
敵の追っ手「……」ドタドタドタ
ロボ娘「大丈夫……私は機械……死んでも怖くない……!」ガクガクブルブル
敵の追っ手1「ん? 人か……?」
ロボ娘「っ……!」パンッ
敵の追っ手1「ぐえあっ!」バタンッ
敵の追っ手2「居たぞ! こっちだ!」ババババッ
ロボ娘「くっ……!」パンッパンッ 敵の追っ手5「ぐわああっ!」バタンッ
ロボ娘「やった、全員倒した! けど……」
ロボ娘システム「バッテリー異常 油圧低下 シャットダウンまで180秒」
ロボ娘「これじゃ帰れそうにない……ですね……」ガクッ
ロボ娘「俺さん、ちゃんと逃げられたかな……」
俺「ロボ娘ちゃん!」ヒョコッ
ロボ娘「俺さん!? なんで……」
俺「気づいたんだけど、バックアップから復旧できても、今その機体に宿ってる君は死んでしまう訳じゃん?」
俺「だからメモリ回収しに、戻って来たぜ!」ドヤッ
ロボ娘「俺さんったら……ホント馬鹿じゃないですか……?」ジワッ 俺「じゃあ早くメモリスロット出して」ワキワキ
ロボ娘「フフッ……俺さん、今どきのロボットはメモリ内蔵なんですよ」
俺「えっ!? 流石に機体ごとは持って帰れないぞ……」
ロボ娘「だから、こうして……」しっぽプスッ
俺「アッー!」
ロボ娘システム「アップロード完了」
脳内ロボ娘「俺さんの身体に相乗りさせて貰いますね♪」
俺「おわーっ! 頭の中から声が聞こえる! 気持ち悪っ!」
脳内ロボ娘「ほら、次の追っ手が来ないうちに逃げますよ!」スタタタ
俺「あああ!! 俺の身体が勝手に動く!!」
脳内ロボ娘「大声出すと敵にバレます! 黙ってて下さい」
俺「モゴモゴモゴー!(相乗りってか乗っ取りじゃん!)」
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています