「アラッソです」「ちょっとメプタ」…日本の10-20代の半数が韓日ミックス語を使用

7月26日午後、東京・原宿駅から徒歩5分の竹下通り。あるラーメン店の前に立てられていた看板に、夏限定メニューのトマトラーメンの写真と共に「チンチャうまい ちょっとメプタ」という日本語が書かれていた。「チンチャうまい」は韓国語の「チンチャ(本当に)」の片仮名表記に日本語の「うまい」を合わせた言葉で、「本当にうまい(おいしい)」という意味だ。「ちょっとメプタ」は、日本語の「ちょっと」に韓国語「メプタ(辛い)」を片仮名表記にして「少し辛い」ことを表している。どちらも韓国語を交ぜて書いた日本語でメニューを説明しているのだ。このラーメン店は東京・大阪などにある16店舗で夏メニューをこのように宣伝しているそうだ。
 韓国ドラマやKポップなどの韓流コンテンツが日本を席巻し、日本の10-20代を中心に「韓日ミックス語」が広がりつつある。韓日ミックス語とは、日本語と韓国語を交ぜて使う新語を意味する。「アラッソです(分かりました)」「マジ コマウォ(本当にありがとう)」「チンチャそれな(本当にそうだよね)」などだ。「キヨい(かわいい)」「デバい(大当たりだ、すごい)」なども流行している。

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