主人公「───テメェはインデックスを助けたくないのかよ?」

主人公「ずっと待ち焦がれてたんだろ、こんな展開を! 英雄がやってくるまでの場つなぎじゃねえ! 主人公が登場するまでの時間稼ぎじゃねえ! 他の何者でもなく! 他の何物でもなく! テメエのその手で、たった一人の女の子を助けてみせるって誓ったんじゃねえのかよ!」

主人公「ずっとずっと主人公になりたかったんだろ! 絵本みてえに映画みてえに、命を賭けてたった一人の女の子を守る、魔術師になりたかったんだろ! だったらそれは全然終わってねえ!! 始まってすらいねえ!! ちっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!!」

主人公「───手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようぜ、魔術師!」


こういうの好き