主人公「なんて可哀想なことをしたんだと……」
主人公「俺は嫌々ながらやったのだと……」
主人公「本当はこんなことをしたくなかったのだと……」
主人公「涙を流して、俺も性根は善良なのだと、そう言えというのか?」

ヒロイン「……」

主人公「……ふざけるなよ、ヒロイン……!」
主人公「本当に善良なら、最初から人を殺したりはしないのだ!」
主人公「殺しておいてから流す涙など、最も醜悪な偽善に過ぎん!」
主人公「人を殺すことは悪業であり、悪業を為す者は悪鬼なのだ!」
主人公「俺は悪鬼なのだ!」
主人公「俺は、悪鬼なのだッ!」


こういうのもう良いから……