数多くの理系を撃沈してきた激ムズ理論「バンド理論」を理解したが質問あるか?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>2
原子極限で単位胞に何個軌道があるかでバンドの本数が決まる
単位胞に含まれる電子数が偶数なら必ず絶縁体(半導体)になる >>8
固体結晶の電子のエネルギーと運動量に関する理論 保育園児にもわかるように説明してくれっていってんだろ >>13
保育園児が理解できるなら大学はいらねンだわ >>18
本当に稠密なエネルギーバンドを構成するには無限個いる >>17
保育園児はいいすぎだが
その分野に詳しくない人になんとなくわかるように説明しろよ >>20
結晶ってのは空間的に規則的な構造を持つんだが、そういうとこで電子がどう散乱されてどういう定常状態が実現するかを考えるのがバンド理論 >>21
実際はエネルギー分解能が有限なので実在する結晶でも連続的なバンドに見える >>27
光子から光電子にいくら運動量とエネルギーが移行したかが測定できる
あとは保存則といくつかの仮定から 1meVの分解能を考えたときにバンド理論が適用できる最小の格子数はいくらですか? >>29
あれって実際にk振って直接E測定してるってイメージでおk? >>31
バンド理論自体は有限の大きさの結晶にも適用できる
分解能1meVで稠密な準位が見えるためには十数ナノメートルくらい >>32
いっぺんに色んな運動量の光電子が出てくるのをあの半球で空間的に分解してCCDなんかで捉える >>34
それであるkに対するEが求まってあとは入射光の波長振って分散求めるってこと?
ど素人ですまん >>35
今の場合は電子が結晶中の原子核(+内核電子)に衝突して運動量やエネルギーが変わるってこと >>36
一次元性の強い物質は無数にあるが真に一次元にできるのは冷却原子系しかない >>37
入射光子のエネルギーを変えると侵入長も変わってややこしいので違う解析になる
ある入射光子に対して、運動量・エネルギー保存則を満たすような光電子の運動量とエネルギーは無数にあって、そのS/Nが強いものが実際のエネルギーバンドになる 無数の材料が一次元格子を組めないのに対して冷却原子系が一次元格子を組めるのはなぜですか? >>41
なるほど確かに測定結果のバンドとかもなんかモヤモヤっとしてるもんな
フェルミ面見ようと思ったら試料の結晶面変えて測るのかね >>44
単純にノイズの場合もあるし、電子相関が強いと本質的にぼやけたスペクトルになる
結晶面によっても当然変わる
いずれにしても角度(運動量)分解するためには基本的に単結晶じゃないと無理 バンドというより電子相関の話ですがアンダーソン局在と弱局在の違いはなんですか? ちなみに光学格子にトラップされるから冷却原子系では真に一次元格子が実現するということですが、つまり光電場からエネルギーを受けることで光電場がない場合はエネルギー的に不利な構造でも実現するということですか? >>48
語弊があるがマーミンワグナーに抵触しない理由は概ねそう アンダーソン局在のポテンシャル底に電子が溜まるイメージで電子電子相互作用があるときは遮蔽が働いてポテンシャルゆらぎがより平坦になるという話がありますが、あれはありったけ電子を注入すればそのうちまっ平らなポテンシャルが実現するということですか?
またそれはMI転移を差していますか? 自発的対称性の破れがめっちゃカッコいいって思った学部3年の春 >>50
ドープすれば金属転移するが、電子間相互作用が実際にどれだけ効いているかは定かではない >>54
多体の電子間相互作用がある場合に一体の不純物ポテンシャルを考えても意味がない >>57
一連の研究からから>>50のような直観的描像が得られるか(正しいか)は別の話だぞ 直接的描像が得られるかは別の話というということは、彼らが扱う物理については未だ明確な結論が出てないという認識ですか? スケーリング理論の成功は疑いようもないけど
>>50の後半はポエムにしか見えない 或いは単に計算結果と直感的モデルが噛み合ってない可能性を示唆している? 極端な場合としてフェルミエネルギーが不純物ポテンシャルのエネルギースケールより十分大きくなっても散乱の効果は効かなくなるけど
それと電子間相互作用によって遮蔽される(なくても不純物ポテンシャルは遮蔽されるが)効果とをどう切り分けるのか 区別できないのはわかりました。
「多体の電子電子があるときに一体のポテンシャルを考えても仕方ない」というのは私も次から使おうと思います。 そこらへんの多体電子系の計算は量子コンピューターでやれますか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています