https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/133739

20年にわたったアフガニスタン戦争では、アフガン市民4万6000人が犠牲となった。この数は米ブラウン大のまとめによると、米軍の約20倍、イスラム主義勢力タリバンの約5万3000人に迫る規模だ。米軍などの空爆強化で、巻き添えや誤爆が増えたことも一因。だが、バイデン米大統領はテロ勢力に対し無人攻撃機(軍事ドローン)による空爆の継続を表明しており、空爆による犠牲拡大への懸念が高まっている。(ワシントン・吉田通夫)

◆アフガン戦争終結宣言後も続く攻撃
 それでも、今年(2021)8月29日に、米軍は撤退間際のアフガニスタンの首都カブールで、過激派組織「IS」(イスラム国)系勢力のテロリストと誤認し、アフガン市民を支援していた団体職員を乗用車ごとドローンで爆撃。子供7人を含む一家10人が死亡した。