数年前VIPで社員募集してた場所で働いてみた
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誰か覚えてないか?
小さい個人葬儀屋とかいって休みないけど月50出す住み込みでとかいって6年前くらいにスレたってた 派遣でもなんでもなく
ガチで住み込みだった。休みは2ヶ月に1日。
病院の綺麗な遺体じゃなくて
事故死、孤独死が主な警察から連絡が入ったら出動。っていうタイプの葬儀屋だった 当時スレ見た時は俺も釣りだろ
って思ってたんだけど、その社長が「神奈川のハロワに求人出す。個人葬儀屋って表紙みたらVIPからきましたとでも電話で言ってくれたらいいよ」
みたいなこと書き込むから、ニートしてて何もやる気なかった俺は興味本位でハロワ行ってみた 職員にできるだけ細かく
「今日から出してる」「個人葬儀屋」「表示されてる休みが最低の会社」とか中卒の俺が必死に伝えてみた
20分ぐらいたって見つけてくれた
というか個人葬儀屋は家族経営とかばっかで求人出すの珍しいみたいで
職員はずっと首傾げてた ハロワに初めて行ったこともあって段取りがわからなかったけど
社長が職員から就職希望者に電話を代わってくれと伝えたのか、職員が厳しい顔しながら電話渡してきたので
「びびっぷ..みまし..」とだけ伝えたら、次の日の朝6時会社に来いと。
それだけ言われて電話は切られた。
住所は職員に教えてもらった 次の日
ニートだった俺は私服で、しかも15分遅れて6:15に会社に到着。
社長が立てたスレに書いてあった通り
1階はご遺族様達もくるため線香とかも置いてあった。カーテンに隠れて遺体をいれる冷凍庫冷蔵庫もあった。
2階にあがると5人くらい寝れる部屋に、アニメキャラのタペストリーが飾られた。
ここで扱われる遺体もその遺族も報われないなとか勝手に思ってた 遅刻に関しては
「2ちゃんねらーって感じがしていいけど採用された後は住み込みだから嫌でも遅刻できないね!」って笑顔で言われた
タペストリーなんかもジロジロ見てたら
「あのスレの通りだろ?俺本当に困ってて懐かしいVIPでスレ立てたら君で3人目だよ!やっぱ2chは頼りになるね!」とか言ってたのは覚えてる 面接みたいな事もしたんだけど
聞かれた事は
「いつからニート?」
「朝弱い?」「俺死ぬまで一生ここで暮らせる?」
これだけだった。
社長は30代後半だったから50年ぐらいここで暮らすのか...と思ってたけど
月50万に中卒ニートの俺は快諾
次の日から普通に働いた ネタスレ立てたら6年後になりすましされたでござるwwwwwww
さすがVIPこれだからやめられねえ 働いて一週間したけど
やってる事はほとんどテレビ見てるだけだった。
社長はVIPでTWのスレ見ながらTWやってた。
俺ともう2人が入るまで社長のワンマン体制だったから遺体を別の個人葬儀屋に渡して、人がくるまでは仕事を受けないようにしてたみたい。
というのも、孤独死が発見されて回収ついでに警察署の霊安室に運ぶ時、絶対2人以上いないとダメだった。
だから最初の一週間は運良く(?)警察からの電話もこない=仕事自体がない。という状態だった 社長とVIPPER3人(俺含む)は毎日同じ部屋で
テレビ見たり、持ち込んだパソコンで2chしたり
アニメみたりしてた一週間もすぐ終わり
ついに電話がかかってきた。
しかも深夜3時 社長しか着信音で起きれなくて、VIPPER3人は水かけられて起こされた。 一週間何もなかったからか、仕事自体初めてだったし正直舐めてた
初遺体は孤独死。もちろん綺麗な一軒家とかではなくドヤ街みたいな場所。
初めて見る汚い遺体に吐いたら社長が警察の人にめっちゃ謝ってた
今でもこれは後悔してる
そして遺体は痩せこけた老人だったんだけど、重い。これでもかってぐらい重い人体を透明な袋に包み、その後黒いチャックのついた袋に入れて
あの怪我人とかを2人が端っこ持って担ぐ器具。なんて名前だっけ..?
それに乗せて俺とVIPPERで車内に運んだ 24時間体制なんだからせめて誰か1人は起きとけよ
なんで全員で寝てんだ >>30
同じ部屋。でも社長が半年くらいたってから壁つけるような工事を業者に頼んでから漫画喫茶みたいになってた 車内で待機と言われて
外で警察と喋る社長
車内はVIPPER3人と遺体
正直VIPPER3人全員コミュ障だったし、遺体もあったし会話はなかった。
でも1人だけ隙間から遺体を凝視してた しばらくすると社長も車に戻ってきて
「今からxx警察署行くよ、2人(俺以外)は会社に送るけどずっと起きててね。電話入ったら俺の携帯に電話して、1は俺と朝までコース確定ね。あと二度と吐くな」
みたいな会話して俺だけ警察署の霊安室に行くことになった 初仕事の時はまだ真夏でもないし
遺体も早期発見だったから腐敗的なものはあんまりなかった。
霊安室に運んで袋開けて、警察に任せて社長と俺は外で待機。
この時背の高い警察から「挨拶ぐらいはできた方がいいよ」みたいなこと言われた。
社長は笑いながらその警察に「すみませんうちのものが」みたいなこと言って
気づいたら2時間ぐらいたってた 吐くなって言われても難しくない?
我慢できるならもともとしてるだろうし
エチケット袋用意するくらいしか出来ない 警察が霊安室からでてきて
それと同時に遺体をまた車内に運ぶ
そして会社に戻ってから冷凍庫に入れる。
身元があの短時間でわかるみたいで、冷凍庫には名前を書いたマグネット式のネームプレートを貼ってた。
警察優秀だなって思った >>37
ぶっちゃけきつい
腐敗したのとか臭いキツすぎてマスクに香水つけてたれべる
>>38
普通に触る。なんなら警察は霊安室に運ばれるまで一切手伝ってくれない。 仕事が仕事だから言ったらいけないことかも知れんが正直羨ましい
支援 その後は割と簡単だった
一度会社に持ってきた遺体を、先生って言われてる人の元へ持っていって検死。
また会社に戻してきて遺族に連絡
生活保護やドヤ街メインだったから、葬祭自体少なくて火葬場に持って行って終わり。
てのが9割だった >>42
転載禁止にしたいって思ってるけど何か方法あったっけ ちなみにほんとにそんなスレがあったら
YouTubeとかまとめサイトに転載されるはずだけど
なにもヒットしなかったから
そんなスレがあったって話から作り話しの嘘松っすねこれは そしたら後は同じことの繰り返し
電話が入る
回収
検死
火葬場
毎日こればかり。
遺族が来る時ももちろんあったし、その時は全員喪服に近いスーツで遺族様の前にでたけど
喋るのはあくまでも社長のみ。
料金の事とか葬式するかどうかとか、そんな会話をずっとしてた
VIPPER3人は俯きながら
社長 遺族 3人組
のような感じでずっと立ってた >>45
勢いみたいなのは全然なかった
俺はどこで求人出すのかだけ聞くために1回だけ書き込んだ
TWでも社長は「あのスレ俺だよ」とチャットで交流してたのを覚えてる そして1ヶ月がたって
正直服は毎日スーツ・作業着・寝巻き(社長が買ってくれた)
マスクやゴム手袋なんかも常備されてた
飯も社長の奢りで外食か出前
電気代ネット代も全て社長だったから
50万なんて期待してなかった
でも封筒に入ってたのはピッタリ50枚。
振り込みじゃなく手渡しで、しかも手取りで50万
正直ドン引きした。
VIPPER2人で100万の束ができるんだから もちろん俺含めVIPPER3人は
「明日ここ行こうかな」とか「これ買おうかな」とかそんな話ばっか
でも社長は「お前らはどこにも行けないんだよ、そんな金あったところで。2ヶ月に1日だけある休みの日だけが自由な日」
って言ってきた
ここでちょっと恐怖というか一生この暮らしなのかなって実感し始める。 税金とかどうなってるんやろ
差し引いてぴったし50万なのかな >>53
完璧に差し引いてそうしてた
だから特別こっちが役所に行って何か申請しないと..なんてことは一切なかった
そのおかげで未だに世間知らずです 2ヶ月に1回だけある休みもきたけど
所詮は車内不適合者の3人
誰も家から出ようとはしなかった。
俺は初休みなのに棺桶組み立ててた
社長はソープ行ってた 普通の会社員の俺でも役所での申請とか未だにわからんしへーきへーき >>56
>誰も家から出ようとはしなかった。
ちょっとワロタ それから何ヶ月かたって夏がきた
仕事に慣れてきて不謹慎だけど、毎日何かやる事があると思うと楽しくも思えてきた
でもそれもすぐ消え失せた
初の飛び降り遺体の仕事が入った みんなが想像してる遺体とは違って妙にリアル
グチャって感じではなく
皮膚の中で骨がおかしくなってるのか、今にも突き出そうな肩の内部
原形があるのに、流血もそこまでしてないけど内出血しすぎで皮膚が真っ赤な顔面
また吐いた このアフィリエイト自演しなけりゃ放置してやったのにな 2回吐いたのは俺だけだったか社長からかなり怒られた
警察からは「2日酔い?」とか言われたけど多分皮肉
そしてまた警察に謝る社長
会社で待機してるVIPPERと代わって俺が会社に戻った >>57
普通の会社がどんなか知らないけど
飯は全部社長もちだし
家も住み込みだから家賃無料
もちろん光熱費ネット代も無料
洋服はスーツと作業着だけ無料
マスクとかゴム手袋は常備だったから、日用品も無料だった 帰ったら検死の先生の所へ社長と行って
今までのひどい検死(もちろんこの会社が担当したご遺体のみ)を見せられた
「今後これ以上醜い遺体があるかもしれないのに、お前大丈夫かよ?」
って先生からも社長からも言われた
その中で一番キツかったのは水死体系
風呂場で孤独死、2週間放置された遺体だった
人間の皮膚ってこんなスライムみたいになるのかよって思った
その日は肉食えなかった >>67
厚生年金とか健康保険はどうだったんです? でも仕事は毎日入るし
そもそも人間ってこんなに死んでるのかよ...とか感じながら
夏の腐敗した遺体の仕事が入った
ゴム手袋4重につけて、マスクは2重
マスクの内側には香水噴射してなんとか耐えた
初めてうじ虫を見た
火垂るの墓がまた見たくなった そんなん俺なら毎日吐くことになるな
50万分の働きは確かにしてるわ >>69
払ってたと思う
実際にインフルエンザに俺がなった時、保険証は使った。
そこらへん全部社長がやって、本人がやらなきゃいけないものも誘導してた
今思うと把握してなかったVIPPER3人詐欺に引っかかってもおかしくなかったかも 正直仕事そのものに勘違いでもなんでもなく慣れてきたか腐敗してようがゴム手袋さえあれば余裕で触れた
でも遺体の血液にだけは気をつけてた
b型肝炎とかだったら危ないからと先生に検死のたび言われてた そして警察署の霊安室に遺族が来る事もあった
でも腐敗してると外まで臭いがすごいから
大体そこで踏み留まる
何人もの遺族が臭いだけで「やめときます」と署内に戻るのを見てきた
でもとある時、もう70歳超えてるんじゃないかっていう老婆は入ってきた。 社長ですらマスクしないと息ができないのに
その老人はノーマスクで入ってきた
社長ですらゴム手袋がないと触れない遺体の手を生で触ろうとした
流石にゴム手袋は着けさせた(というかつけないと触っちゃダメ)
老人が泣きながら「寂しかったね..1人にしてごめんね..xx(遺体の人名)もういいんだよ..」などと3分ぐらい言ってて
俺も社長もワンピースかよってぐらい顔めちゃくちゃにして泣いてた
身内でもない人達に演技でもなく心の底から泣いてた この仕事が終わった後
社長はずっと「親に会いたい?」とかニヤニヤしながら車の中で言ってた
最後には「でも2ヶ月に1回しか会えないよ」なんて事言いながら会社に戻った
正直親は嫌いでも好きでもなくて、なんでニートやってる俺に何も言わずに住まわしてくれてるんだろう
程度にしか思ってなかった >>31
ほんとに仕事してたんなら器具のストレッチャーなんて忘れんだろ それからも仕事は毎日のように続いたし
貴重な休みは変わらず会社に引きこもる
なんてのを続けてたら
VIPPER全員金が貯まる一方だった
Amaz○nとかで買い物もしてたけど、衣食住が無料同然の暮らしだったし使いきれなかった
気づいたらVIPPER3人は社長にソープに行きたいって相談してた >>79
それそれそれ!!
ストレッチャー!!
良くも悪くもいい加減な社長+社会不適合者3人だったから
「それ」「あれ」だけで言われてた
「それに乗せるんだよ」とかそんな感じで
唯一俺が覚えてるのなんて、のうたいぶくろって名称がついてる袋ぐらいだよ 金が余るなんて贅沢な状況で
VIPPER3人同時に同じ店で素人童貞になった
そのうちの1人はハマっちゃって毎回休みの日に行ってた。
1年が経って貯金は500万ちょい
俺は次の休みの日親に500万渡しに行った
泣かれたし、社長のもとへ挨拶まで行ってた
ふと老婆のこと思い出して、俺も泣いた
割と大事にされてたんだなって ずっと同じようなことの繰り返しで
休みは引きこもり2名とソープ1名
そんな感じで時間だけ過ぎていく毎日だったんだけど
母親が死んだ
俺が個人葬儀屋で働いてから入退院繰り返してたのは父親から聞いてたし
俺も家にお金入れたのは病院費用の足しにでもなればいいとおもって入れてたし覚悟はしてた
社長が「自分の母親の仕事が入ったね」と笑いながら言ってきた
この時だけはマジで社長殺そうかと思った 病院の遺体は基本的にでかい葬儀屋なんかの営業が来て色々と準備したり遺族の人に話すらしいんだけど
俺の母親の遺体、口にワタ詰めたりとかする簡単な作業は社長が俺にやらせたがってたのか知らないけど
遺体を引き取る場所がこの会社になった
家は正直裕福でもなかったし坊さんとか呼ばずに火葬場へ
線香あげたりとかは会社の1階でもできた。
来たのは俺の父親だけだった その日俺は社長に言うしかなかった
「もう辞めたい」
金もいらないしまたニートでもいい、本気で辞めたいと思った
初めて社長がマジで怒ってた
「辞めれると思ってんの?」
それだけ耳に残ってる
その後はずっとなんで母親の死化粧俺にやらせたのかをずっと聞いてた
帰ってくる言葉は「面白そうだったから」
喧嘩する勇気もなくて、同じ言葉しか返ってこないのに
何度も「なんで俺にやらせたんすか」ってずっと怒鳴ってた >>87
俺も当時は忙しくて
というかかなりの肉体労働だったから親の心配なんてできなかった
見舞いに行きたいっていっても
「2ヶ月に1回だけ」としか言われないし
まあ死なんやろ、くらいに思ってた 社長のことはかなり憎んでた
でも俺はこの社長がいないと生活すらできない
それがまたストレスになってた
遺体を運ぶのだって、現実を言って反感喰らうかもだけど
「丁重に扱う」なんてことはない
心の中では常に丁寧に遺体を、仏さんを運ばなきゃ
とは思ってるけど
側から見れば動かなくなった物を運んでるだけ >>91
社長が死んで終わった
事務的なことは一切教わらなかった
区とかによって「ここの区はxxさんとこに頼む」みたいなのが警察ではあるそうなんだけど
個人葬儀屋自体割と多いから、ここに来てた仕事は別の個人葬儀屋に流れてると思うよ じゃあ今は何やってんのか気になるけど働いてるの?
それくらい金あればニート出来そうだけど 2chのこういうのって確実に作り話だよな
電車漢の頃からある由緒正しきアフィカス そこからもずっと同じ仕事の繰り返し
冬の方が遺体件数多いんだな
とか些細な事気にしてた
社長のことを許すつもりはなかった
あの日以来仕事以外はほぼ無視してたし
社長に言われて始めたTWも引退した
社長はTWに飽きてメイプルやってた
なぜか最新のネトゲには手を出さなかった ずっとギスギスしてたんだけど
社長が今度の休みに付き合えって言ってきた
もちろん拒否したけど
今回ばかりは強制だった。
なんか連れて行きたい場所があるとかなんとか 車で30分ぐらい
いつもとなんも変わらない景色見ながらぼーっとしてると
墓場で止まった
よく使わせてもらってる祭場の近場だったし見慣れてる墓場だった
知らない人の墓の前まで連れて行かれた
社長は「挨拶しろよ」なんて普通な事言ってる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています