この数学の問題の解法があまりにも天才的すぎると話題にwwww
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「少なくとも一辺が整数の直方体」達を隙間なく積み上げて直方体を作ったとき、その直方体も、少なくとも一辺が整数であることを示してください 内部に隙間がなく、直方体でない状態を考える。
積み上げる条件から底面を平面であるとし、仮に上面のみが凸な直方体を考える。この状態の最小数の構成は下部の直方体(以下1)と上部の直方体(以下2)の二個によるものである。これを隙間なく埋めることを考える。まず1の高さ以外が整数の時、凸部を埋めるように配置すると当然1と同じ辺が整数となる。それ以外の場合、凸部を埋めるように配置したものから新たに凸部のある長方形ができる。 >>51
ポイントは
直方体上でe^(2πi(x+y+z))って関数を積分することでした >>45
ごめんなさい
凸な直方体ってどういうことでしょうか
最初から直方体って凸だよね 直方体の上に直方体がおかれてるような形、用語に疎くてすまない なんかミスってた修正
{R_1, R_2, R_3,....}を条件を満たす直方体の分割とします
R=[a,b]×[c,d]×[e,f]=∪_k [a_k,b_k]×[c_k,d_k]×[e_k,f_k]=∪_k R_k
とします(R_k達の和集合をR)
「∫_α^β e^(2πix)dx = 0 (e^(2πix)のαからβまでの積分)」と、「α-βが整数」が同値になることに注意すれば、
(∫_a^b e^(2πix) dx)* (∫_c^d e^(2πiy) dy)*(∫_e^f e^(2πiz) dz)
=∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdy
=Σ_k ∫_(R_k) e^(2πi(x+y+z)) dxdy
= Σ_k (∫_(a_k)^(b_k) e^(2πix) dx)* (∫_(c_k)^(d_k) e^(2πiy) dy)*(∫_(e_k)^(f_k) e^(2πiz) dz)
=0
より、
∫_a^b e^(2πix) dx = 0
or
∫_c^d e^(2πiy) dy = 0
or
∫_e^f e^(2πiz) dz = 0
となり、a-b or c-d or e-fが整数であることが分かりました >>55
ああ理解しました
組み上げている途中ということか つまり、積み上げた直方体の体積を求めようとした場合に一辺が必ず整数である事が導き出されるという事か >>58
体積というか
なんか複素数e^(2πix)の重みがついた体積ですね 高さ方向をどうにかできれば帰納法っぽくいけると踏んだんだけども >>60
ごめん
なんとなくそれっぽいコトを言ってみたかっただけでサッパリだわ >>59
まずRって直方体をR_1,R_2,R_3,....ってバラバラに出来たとします >>61
俺も帰納法でいけると思ったし多分帰納法でいける
やり方は分からん >>59
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
って量を考えます
(なんか、直方体Rを3次元空間において、(x,y,z)座標にe^(2πi(x+y+z))っていう重みがついた体積と思えばおkです) >>59
ここまでなんとなーくおkですか?
厳密な理解はしなくてもいいので [a_k,b_k]×[c_k,d_k]×[e_k,f_k]がk個めの直方体でその差が一つは整数なんだね
微積はわからんかったけれども >>20
一辺が整数で他の辺が小数点の直方体を
ランダムに隙間なく積み上げれば
集合体の直方体でも一辺が整数になるってこと?? >>78
そそそ
そういうことです
まあ「少なくとも一辺は」なので
必ずしも「一辺整数、他二辺は整数じゃない」とは限らないけど 続き
1と2の両方が高さ方向が整数の時、埋めたら高さ方向が整数の直方体ができる、それ以外の時はこの直方体を基準にどこかが飛び出た直方体となる。
1は高さ方向、2はそれ以外が整数のとき、2の高さに合わせて埋めることは不可能(一辺が整数の条件)であるため、側面にはみ出ないように組み上げると、組み上げる前のような上面のみはみ出た直方体になる。隙間なく積み上げられるならば、高さ方向は整数になる 組み上げる途中はどこかがはみ出てるから基準となる直方体を元に各飛び出た部分を消すと上記のように何れか一辺は整数になる >>80
うーん
どんな組み上げ方でもその最小構成が現れるのはなぜでしょうか >>81
まずRって直方体をR_1,R_2,R_3,....ってバラバラに出来たとします
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
って量を考えます
(なんか、直方体Rを3次元空間において、(x,y,z)座標にe^(2πi(x+y+z))っていう重みがついた体積と思えばおkです)
ここまではおk? 最初の二個は当然として、凹部はそれを埋めたら想定の形状になり、仮に凹部を高さの異なる複数の直方体で埋めたとして仮定の操作で低い方を埋めれば想定の形状と同一となる そうすると、R_1,R_2,...の積み上げがRなので、
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
= ∫_(R_1) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz + ∫_(R_2) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz + ∫_(R_3) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz +...
という足し算にバラすことができます >>79
ランダムに色んなサイズの直方体を積み上げた時
結局は凸凹したような積み上げは直方体ではないから、この組み上げ方はダメなんだよね?? >>87
その通りですね
長方形でもn次元直方体でも示せる >>88
その側面からはみ出さないように埋め上げるとかの操作は
「少なくとも一辺が直方体」達で作れるのはどうしてでしょうか >>90
そうだね
こんな感じで最終的には直方体にしないとダメということです
>>88
あと、もう一つ
「その操作で組み上げれば」少なくとも一辺は整数
ということだよね?
「どんな組み上げ方でも」少なくとも一辺は整数になるのはどうしてでしょうか 側面からはみ出るように埋めあげれば1の整数部が高さ方向以外の場合に置き換えたものとして考えられるとかはどうだろうか >>96
どのように埋め上げても本質的に
その埋め上げ方しか無い
ということ? 2つしか直方体がない場合だと
長さが同じ一辺が向き合う形で組み上げないと
それ以外では凸凹になるわけか 仮定でははみ出さないとしてるけど、はみ出たとしてもその面について同様に考えればどの組み上げかたも含むと思ったんだけど >>100
そうだね
確かにそれで二つの場合はおkです >>56
ようやく理解できたと、思うんだけど注意すればのあとのとこdxdydzじゃないの? >>101
うーん
なぜ「どんな埋め方」でも「そのような埋め方しかない」のかがわからないです >>104
あーごめんよ
>>56で修正しております >>80
ごめん
「上面のみはみ出た直方体になる。隙間なく積み上げられるならば、高さ方向は整数になる」
これはどうしてでしょうか
質問ばっかでごめん 今さら結構腑に落ちたんだけど、数学系のほうだと整数条件でこの形よく使うの? >>109
はみ出した構造の中にある最小構成をみつけて、その中の1がってことですか? >>111
これはマジキチ解法だよ
こんなやり方滅多にない ただある意味直方体Rをフーリエ逆変換してると思えるのですんごい高い見方なら自然なのかも...?? そう、側面からはみ出るように高さ方向の非整数部を埋めると1の正数部分を交換できる…はず どんな組み方でもこの最小構成はどこかで経由するから〜みたいな うーん
確かになんとなく再帰的解法で出来るのかな
正確な証明は難しそう 少しくだけた解法
まずRって直方体をR_1,R_2,R_3,....ってバラバラに出来たとします
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
って量を考えます
(なんか、直方体Rを3次元空間において、(x,y,z)座標にe^(2πi(x+y+z))っていう重みがついた体積と思えばおkです)
そうすると、R_1,R_2,...の積み上げがRなので、
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
= ∫_(R_1) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz + ∫_(R_2) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz + ∫_(R_3) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz +...
という足し算にバラすことができます(AとBの体積=Aの体積+Bの体積)...(1)
各∫_(R_k) e^(2πi(x+y+z)) dxdydzに対して、
R_k = [a_k,b_k]× [c_k,d_k]× [e_k,f_k]
としたとき、(縦b_k-a_k, 横d_k-c_k, 奥行きf_k-e_kの直方体) R_kの少なくとも一辺は整数なので、
縦b_k-a_k, 横d_k-c_k, 奥行きf_k-e_kのどれかは必ず整数です...(2)
また、∫_(R_k) e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
= (∫_[a_k→b_k] e^(2πix) dx)×(∫_[c_k→d_k] e^(2πiy) dy)×(∫_[e_k→f_k] e^(2πiz) dz)
という掛け算に分けることができて、(直方体の体積=縦×横×奥行き みたいなこと)...(3)
じつは、α-βが整数ならば、
∫_[α→β] e^(2πix) dx
という量は0になります
よって、(1)と(2)と(3)から、
∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
=0+0+0+...=0
になります
R=[a,b]× [c,d]× [e,f]
としたとき、(縦b-a, 横d-c, 奥行きf-eの直方体)
0=∫_R e^(2πi(x+y+z)) dxdydz
=(∫_[a→b] e^(2πix) dx)×(∫_[c→d] e^(2πiy) dy)×(∫_[e→f] e^(2πiz) dz)
と掛け算に分解できるので、
∫_[a→b] e^(2πix) dx
か
∫_[c→d] e^(2πiy) dy
か
∫_[e→f] e^(2πiz) dz
のどれかが0です
よって、縦b-a, 横d-c, 奥行きf-eのどれかが整数になります >>122
考えてくれてありがとう!
俺も再帰的解法考えてみる 積分と整数のとこ、e^(2πix)=cos(2πx)+i*sin(2πx)使ってんのかヤヴェな >>125
そそそその通りです
オイラーの公式
e^iπ = -1
は偉大ですね 直方体を積み上げるかどうかの話しかしてないのに、なぜか巡り巡ってオイラーの公式が出てくるマジキチ 肝は
f(x,y)=0 <=> x-yは整数
となる式f(つまり命題「x-yは整数」の判別式)を思い付くことで
それさえ思い付けば
f(a,b)f(b,c)f(c,d)=0となることは自ずと計算できて証明完了って感じか >>128
そうそうそう
まさにその通りです
あと重要なのは足し算で分解できるところですね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています