https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/800/2024/20240320/1024x768_271510618990.jpg
手術で男性の体内から取り出されたヤシの実(義大医院提供)

(高雄中央社)南部・高雄市に関する情報を配信するフェイスブックのファンページで、
高雄の男性(50)がヤシの実を肛門に挿入した後、排尿できなくなり、病院で摘出手術を受けていた事例が紹介され、話題になっている。
手術を行った同市の義大医院一般医学外科の陳致一主任は「刺激を求める時には慎重にしてほしい」と呼びかけている。

陳主任によると、男性は腹痛を訴えて同医院を受診。検査の結果、直腸内にヤシの実があることが分かった。
尿道がふさがれて膀胱が膨らみ、約2千ccの尿が排出できなくなっていたという。

ヤシの実の大きさは長さ約7.5センチ、直径は底部で約5.7センチあった。
医療チームは当初、肛門からの摘出を試みたが、異物が大きく、奥に入り込んでいたため、開腹手術で取り出した。
昨年1月には関連の論文が国際的医学誌に掲載された。

陳主任は、この男性が医療機関を受診しなかった場合、膀胱破裂や便秘、腸管破裂、腹膜炎を起こし、最悪の場合は命の危険があったとし、注意を呼びかけた。

https://japan.focustaiwan.tw/society/202403200008