柿沢未途被告(53)は去年4月の江東区長選挙をめぐり、地元の区議ら10人に総額280万円を提供したり、提供を申し込んだりした公職選挙法違反の買収の罪などに問われました。

きょう午前の判決で東京地裁は、柿沢被告が「自民党内での立場や影響力を強めるために支援する候補者を当選させる必要があると考えた」と指摘。「民主主義の根幹への信頼を揺るがす犯行だ」として、懲役2年、執行猶予5年を言い渡しました。

判決後、裁判長は「ルールを守るというごく当たり前のことがなぜできなかったのか。国民の一般常識に立ち返って今一度、深く考えてみてください」と柿沢被告に諭しました。


【速報】柿沢未途前法務副大臣に懲役2年 執行猶予5年の有罪判決 東京・江東区長選めぐる買収の罪など 東京地裁
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